【準備】
・エアチューブ(適当な長さ)
・1リットル以上入る計量可能な容器(100円ショップの1リットル計量カップが超便利!)
・キスゴム
あとはバケツと一方コックとキッチンタイマーがあると多少便利
【手段】
・魚を200mlの袋水と一緒に計量容器に入れる
・エアチューブの一端を水槽に多めに入れて反対の口塞いでから半分以上取り出す
・指を離すとサイフォンの原理で水が流れ出る
※反対側を口で吸って・・・というやり方はカガクテキによろしくないのでこの方法を推奨
・エアチューブを止め結びで縛り水量を調整する
・水を計量容器にポチャンと落ちるように垂らす(多少の酸素補給効果と水の攪拌効果を狙う)
・(あるなら)キッチンタイマーなどを1時間後にセットする
・10分で100mlを基準とするので1分で10ml垂れるように微調整する
※5分もあれば調整できるだろう
・1時間放置プレイ
・エアチューブを塞いで魚を水槽に入れる
【カガクテキ解説】
一般的な水合わせではゼロアワーから10分の間は33.3%の水換えを行なう
つまり10分後に33.3%の水が換わっていても問題ないということだ
また最終的に70.4%の水が換わってから10分後に導入可能である
この方法だと10分後に33.3%の水が換わり(1−200/300)50分後に71.4%の水が換わっている(1−200/700)
温度合わせの時間は不要
理論上温度が水槽と合うのは最後に水槽に入れたときでAquaHold式の場合水合わせに使用する60分が温度合わせ時間となるためだ
【補足】
微調整が激ムズなので一方コックで調整しようとするな
あれは「止める」「出す」の目的で使用したほうがいい
7リットル程度のバケツの中に計量カップを入れておくと「タイマーが壊れた」「うっかりセットし忘れた」ときに溢れても安心
60cm標準水槽ならキスゴム使ってエアチューブの高さを水面から0.5mmにしておくと色々な事故が防げる(0.5mm=60×30×0.4=900mlなので)
可能なら水槽側にエアストーンを挿しておくとヒメツメガエルの腹が挟まって水が流れなくなる等の事故が防げる(体験談)
【実績】
この方法による水合わせで以下の生物を水合わせしているが一匹も落としていない
・ミナミヌマエビ
・ネオンテトラ
・グリーンネオン
・ダイヤモンドヘッドネオンテトラ
・オトシンネグロ
・コリドラスパンダ
・白コリ
・ゴールデンハニードワーフグラミー
・アフリカンランプアイ
・ゴールデンペンシル
・アカヒレ
・ヒメツメガエル
・チェリーバルブ
・クーリーローチ
・ヒドジョウ
・トーマシー
ちなみにこの方法ではない手段(いわゆる通常の手段)で行なったところラスボラエスペイが1ヶ月で半数落ちた・・・
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