2011年09月13日

魚購入のカガク(前段)

さて水が出来たら魚を購入する

熱帯魚を購入する際にリアル店舗と通販とどちらが良いのだろうか

そのメリットとデメリットについて述べたい

【リアル店舗のメリット】
・魚の状態を目で見て購入できる
・専門的知識を持った店員に相談できる
【リアル店舗のデメリット】
・(通販に比べて)価格が高い

【通販店舗のメリット】
・価格が安い
【通販店舗のデメリット】
・魚の状態がわからない
・相談できない

といったところが一般的な考え方ではないだろうか

しかしこれは事実だろうか?
価格については事実だがそれ以外は疑問だ
もし近場にアクアショップがあり毎日のように通って店員と仲良くなっているという状況だったり熟練したアクアリストという自負があるならリアル店舗で購入してもいいだろう

そうでないならリアル店舗で購入するメリットはほとんどないと言ってよい
通販のほうがまだましだ

理由については別途説明する
タグ:魚購入
posted by AquaHold at 08:23| Comment(0) | 日記

2011年09月12日

カガクテキ水作り(改良フィッシュレス法)

AquaHold式フィッシュレスサイクリング法は以下のルールで実行した

・NO2およびNO3試験紙で状態を確認する
・NO2の大増殖が確認されたら水換えを行ないアンモニア点滴量を減らす
・ニトロソモナスの増殖を加速するため市販の安いバクテリアを使用する

一番最後のはテトラスマート金魚飼育セットを某所で隔離水槽用に購入したらオマケでくれた袋入りの市販バクテリア(GEX製)があったのでそれを使用した
恐らく使用しなくても3日もあればニトロソモナスは沸くだろうと思われる

水槽は60センチメートルだが実はDESKBOYという製品らしく奥域が17cmしかない
60cm×17cm=1020平方cmとなるため底面積が1リットルと非常にわかりやすい
下にソイルと田砂を3cmほど敷き詰めたので23cmまで水を入れると20リットルとなる
そのため初期の点滴は10滴が最適だ

【条件】
水温は29〜30度だったので2台のエアポンプを使用して過剰なエアレーション(エアカーテン+エアストーン)を実施
注:水温が高いと水中の酸素含有量が減るため
流木付きウィローモスと謎の水草各2個も投入

1日目:市販バクテリア剤投入と同時にアンモニア10滴投入
2日目:早くもNO2検出するがNO3はゼロ(予想通り)
3日目:NO2試験紙が赤く染まる(ニトロソモナス過剰)が10滴投入(NO3はゼロ)
4日目:NO2試験紙が赤く染まる(NO3未検出)3分の1水換え実行→アンモニアを5滴に
5日目:NO2赤くなりNO3検出
6日目:NO2赤くなりNO3検出
7日目:NO2やや赤くなりNO3大量検出(茶ゴケ発生)→アンモニアを3滴に
8日目:NO2ゼロになりNO3検出(事実上のゼロダウン)
9日目:ゼロダウン(NO2・NO3ともゼロ)確認→アンモニアを2滴に

実質8日でゼロダウン化に成功

以後魚を入れるまでアンモニアを2滴ずつ投入しゼロダウン継続を確認
タグ:水作り
posted by AquaHold at 10:16| Comment(0) | 日記

カガクテキ水作り(フィッシュレス法)

さてバクテリアに関する基礎は前回書いた
今度は水を作るのに時間がかかる理由と対策を書く

一般的な水作りというとパイロットフィッシュ法(テストフィッシュ法)といってアカヒレのような環境変化に強い魚をぶちこんでアンモニアを生成させて前述のライフサイクル(NH3→NO2→NO3)を作る
ただ実際に行なうと水が完成するまで1ヶ月近くかかる上テストフィッシュの処理に困る
これはニトロソモナス(NH3→NO2)が増殖するのに必要なアンモニアの生成がテストフィッシュ法では少ないためと思われる

そこで最近流行りなのがアメリカ式フィッシュレスサイクリング法だ
この方法について簡単に説明すると2リットルにつき1滴の10%アンモニア水を毎日入れ続けて水を作る方法だ
つまり腐敗サイクルをすっとばしてNH3→NO2→NO3というサイクルを作ってしまうわけだ


さて実際にフィッシュレスサイクリングで水を作ると少ない人で2週間ほど長い人で6週間ほど時間がかかっている
これは何故だろうか?

実はニトロソモナスの増殖はかなり速い
実際のところフィッシュレス法だと初日から増えた人もいるし時間がかかる人でも3日ほどで増えているようだ
ところがニトロスピラの増殖に時間がかかっている
この時間がネットで調べてみると10日〜40日とばらつきがある

なぜこんなに差が出ているのだろう?

でフィッシュレス法を行い素早く立ち上がった人に共通する何かがあるのではないか
そこでネット上で素早く立ち上がった人と遅かった人の違いを調べたところ「ある法則」が見つかった

その法則とは
タグ:水作り
posted by AquaHold at 09:40| Comment(0) | 日記